@techreport{oai:shiga-u.repo.nii.ac.jp:00008986, author = {二宮, 健史郎}, issue = {No. 80}, month = {Jan}, note = {Technical Report, 金融的な要因が経済の不安定性を招く一つの側面として、有利子負債の累積的 拡大が挙げられる。例えば、負債荷重の増加や景気の低迷により「貸し手のリ スク」が増大するならば、利子率が上昇して有利子負債の負担は重くなる。そ の結果、企業はさらに負債に依存せざるを得なくなるという可能性もある。つ まり、負債荷重の累積的な拡大が発生するということである。 本稿では、以上のような側面を考慮したマクロ動学モデルを構築し、金融的 な経済の不安定性を論じる。そして、経済がこのような金融不安定性の局面に ある場合、利子率を目標とした金融政策が動学体系を安定化させるか否かを検 討する。本稿の主たる結論は、有利子負債の累積的拡大が経済を不安定化させ ているような局面においは、利子率を目標とした金融政策が動学体系を安定化 させるということである。, 滋賀大学経済学部Working Paper, No. 80, pp. 1-17}, title = {有利子負債の累積的拡大による経済の不安定性と金融政策}, year = {2004} }